玉城ティナらを輩出した個性派タレントの発掘オーディション「ミスｉＤ」２０２０グランプリの嵐莉菜（あらし・りな、１６）が、女性ファッション誌「ＶｉＶｉ」の専属モデルに抜てきされた。

　２３日発売の７月号から登場するが、新人モデル恒例の紹介ページは新型コロナウイルスの影響で同誌初のリモート撮影で登場。名前の通りの“嵐の船出”になった。

　母が日本とドイツのハーフ、父がイラン、イラク、ロシアのミックスという５カ国のマルチルーツを持つ高校１年生。日本で生まれ、幼少期にはキッズモデルを務めていた。２０１９年１１月に「ミスｉＤ」でグランプリとなり、完成された美貌から「天使過ぎる！！」と話題に。すでに「ＴｉｋＴｏｋ」で２４万人のフォロワーを誇る。

　４月中旬に紹介ページの撮影を予定していたが、緊急事態宣言を受けて中止。オンライン上でカメラマンの指示を受け、パソコン越しに撮影する異例のお披露目となった。

　藤田ニコルらＶｉＶｉモデルの仲間入りを果たす嵐は「まだまだ未熟ですが、先輩たちと並べるように、たくさん勉強して全力で頑張ります！！」と意気込み。同誌の編集長は「存在感が魅力。将来の看板モデルに成長してくれることを期待しています」と起用理由を説明した。