通天閣は吉村知事の「コロナ警戒信号」点灯に無償で協力…昼はもずやんの表情見てや

 大阪のシンボルタワー・通天閣を運営する通天閣観光の高井隆光社長(45)は8日、大阪府の要請を受け、11日から府の新型コロナウイルス感染状況に応じて、通天閣を赤・黄・緑にライトアップすることを明らかにした。通天閣の時計部分のLEDビジョンでは、日中を通して府のキャラクター「もずやん」の表情で警戒状況を表示。昼間もタワー輪郭部分のLEDネオンを信号のように光らせ、府民に状況を刻々と知らせる。

 大阪府の吉村洋文知事(44)は5日、新型コロナウイルスの特別措置法に基づく休業や外出自粛要請などの段階的な解除に向け、府独自の数値基準「大阪モデル」を公表。達成状況を府民にわかりやすく伝えるため「大阪府新型コロナ警戒信号」として、通天閣とや太陽の塔などのランドマークを信号の色に合わせてライトアップする考えを示していた。

 高井社長は、7日に大阪府の担当者から正式要請を受けた。通天閣は現在、医療従事者への感謝の気持ちを伝えるためブルーにライトアップされているが、それを休止。吉村知事の通天閣“信号化”プランは寝耳に水だったというが「府民への啓蒙活動に協力させてもらいたい。システムを組んだり人を動かさないといけないが、おとこ気を出して、無償で協力させていただきます」と快諾した。

 吉村知事は8日、大阪府庁での会見で「通天閣は大阪のシンボルでもある。もずやんを使っての感染状況表示も通天閣の社長に提案していただいた」と感謝。11日から最初の判断を行う15日までは「注意」を示す黄色にライトアップされる。

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