お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が４月３０日深夜、レギュラーを務めるニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」（木曜、深夜１・００）に出演。新型コロナウイルスの感染拡大と風俗をめぐる発言などについて「僕の発言によってたくさんの人達、特に女性のみなさんに不快感を与えたことを心から謝罪させていただきます。本当に申し訳ございませんでした」などと生謝罪した。

　岡村は冒頭の４分間で経緯を説明するとともに謝罪。その後も、謝罪の言葉を重ねた。放送開始３６分過ぎから、相方の矢部浩之が緊急出演。岡村が「公開説教」される形で番組が進んだ。

　岡村は発言自体についての謝罪だけでなく、リスナーや矢部に対しても「申し訳ない」を連発。「申し訳ございません」、「申し訳ありません」も含めて、２時間の放送で実に３５回を数えた。

　さらに「謝罪させていただきます」、「謝る」、「おわびいたします」などが９回、「反省」が８回、「すいません」が２回、主に矢部に向けた「ごめん」は１２回を数えるなど、ひたすら謝罪フレーズがこぼれた。

　岡村は４月２３日の同番組内で「コロナが明けたら、美人さんがお嬢やります」「短時間でお金を稼がないと苦しいですから」などと発言し、多方面から批判を浴びた。２９日には所属する吉本興業の公式サイトで「私の発言により不快な思いをされた方々に深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と謝罪文を掲載していた。