ホラン 遅い10万円給付に「国の中心にいる方々が国民の危機感分かっていないのかな」
キャスターでタレントのホラン千秋が29日、司会を務めるフジテレビ系の生番組「バイキング」で、なかなか始まらない10万円給付について、国に苦言を呈した。
10万円給付については、実際に支給業務を担当するのは各自治体。千葉県市川市、熊本県高森町、北海道東川町などは、早く給付が受けられるように独自の動きを始めている。
司会の俳優・坂上忍は「こうならないように、なんとかしてあげてよって思っちゃう、国が」と、国の動きの遅さを嘆いた。
坂上に振られたホランは「国よりも各自治体の方が国民の危機感だったり肌感覚っていうものをものすごく敏感に感じていて、それを分かっているからこそ、国が動いてくれるのを待ってるんじゃ、これじゃいけないよなっていうふうに思って動いてくださってると思うんですよ」と指摘。「ということを考えると、いかに国の中心にいる方々が、国民の危機感だったり本当の思いみたいなものを分かっていないのかなっていうふうに感じてしまいますよね」と、国のスピードのなさに苦言を呈した。
これを受けて坂上は「国難って言っといて、われわれ市民の窮状みたいなものっていうのを、まだ肌感覚としてとらえていないというのが信じられないんですけどね」と厳しい表情で述べていた。
