コロナから復帰のクドカン 病室の外は「ドクターXみたいだった」

 新型コロナウイルスに感染し、療養していた俳優、脚本家の宮藤官九郎が20日、レギュラー出演しているTBSラジオ「ACTION」に電話で出演した。宮藤は3月31日に感染を公表。7日に退院し、自宅での2週間の経過観察を続けていた。「大変な病気でしたね」と振り返り、「僕の不注意でした。申し訳ありませんでした」と謝罪した。同番組は3月30日から欠席し、今月13日はメッセージを寄せていたが、肉声が流れるのは感染公表後初。

 入院中は、治療薬の有力候補として注目を集める国産の新型インフルエンザ薬「アビガン」を投与され、「だんだん熱が下がった」ことなど、発症から治療の経緯を生々しく伝えた。

 病室はガラス張りだったそうで、「廊下には先生がいっぱいいて、『ドクターX』みたいな感じだった。心電図とか見ながら(指示を出して)」と治療法も確立していない未知なるウイルスと闘う“戦場”の現実を明かし、「保健所の人もそうですけど、『とにかくなんとかしなきゃ』という医療関係者の思いを感じた」と伝えた。

 新型コロナ感染が判明した時は「落ち込んだ」という宮藤。治療中は「精神力が落ち込むことで免疫力が下がるから」と深く落ち込まないようにすることも助言されたといい、「先生に励ましてもらったのがよかった」と医師の言葉に助けられたことも明かした。

 リスナーに対しても宮藤はあらためて「深く落ち込まないように。治る病気なので落ち込まないでください」とメッセージを送っていた。

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