小林よしのり氏が危惧「コロナは集団ヒステリー」「減給、倒産、失業、自殺の連鎖」

 漫画家の小林よしのり氏が26日、自身のブログを更新。東京都の小池百合子都知事が週末の外出自粛を要請したことを受けて「集団ヒステリーは強権発動を大歓迎」と題し、「このままじゃ、減給、リストラ、倒産、失業、自殺の連鎖しかない」「国全体を保育器にして、無菌の国民を育てるなんて馬鹿馬鹿しい」「死生観なき戦後の生命至上主義のなれの果てがこのバカ騒ぎだ」などと持論を展開した。

 小林氏は「今は強権発動を望む奴隷が多すぎるから、知事もこんなことを言わざるを得なくなる。わしもエボラ出血熱だったら強権発動で都市封鎖することを望むが、たかがコロナで人の自由と社会の活力を奪うなんて、集団ヒステリーだろう」と指摘。さらに「命がかかっていると言ったって、基礎疾患のある老人の命だけだ。そういう老人に治療を集中させればいいのだ。そもそもコロナは風邪と同じだから、感染爆発を封じ込めるなんて無理に決まっている」と私見をつづった。

 コロナ対策として、小林氏は「集団抗体を作ることしかない」とし、「医療崩壊を防ぐために、風邪(コロナ)をひいた若者は自宅で治し、いちいち病院にかからない。基礎疾患のある老人だけを病院は受け入れる。どうせ治療薬の完成まで1年以上かかるのだろう。すでにインフルエンザとも共生しているのだから、コロナも家族に迎え入れてやればいいのだ」と、コロナとの共生を訴えた。

 同氏は更新したブログで「タクシーに乗ったら、客がいないと言う。売り上げが30%、40%減になったら、給料が半分になるらしい。これから運転手もどんどん辞めていくだろうと言っていた」「小池知事の会見が終わったとたんに、スーパーに客が押し寄せ、買いだめが始まった。棚の商品がなくなり、カップ麺までが品切れになっているという」と現状をつづった。

 その上で「テレビを見てる一般大衆に向かって、恐怖を煽りながら、節度を啓蒙したって、バランスは保てない。パニックになるのは必然的だ。全く分かってないな」と、政治家の無策を嘆いた。

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