池上彰氏 無観客・ライブ配信に変更も、難民支援イベントで熱弁

 「未来ドラフト2020 アイデア発想イベント」に登場した池上彰氏=東京都中央区のesports 銀座 studio
「未来ドラフト2020 アイデア発想イベント」に登場した池上彰氏=東京都中央区のesports 銀座 studio
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 ジャーナリストの池上彰氏(69)が8日、都内で「未来ドラフト2020 アイデア発想イベント」の特別講演に登場した。若者から難民支援のアイデアを募るコンペで、当初は学生ら150人が参加予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大のため、無観客・ライブ配信のみの形式に変更。ガランとした会場に「無観客試合ですね」と苦笑しながら、配信ではテーマの難民問題をわかりやすく解説した。

 難民アスリートの存在が紹介され、東京五輪・パラリンピックで来日する彼らに注目を集める仕掛けを募集。池上氏は「新型コロナウイルスで五輪の開催が危ぶまれているみたいな話になっていますけど、難民アスリートの人たちが東京で活躍したいと思っているわけでしょ。これは何としても、実現しなきゃいけないなという気になりましたね」と話し、全国的な休校措置が取られる中、オンラインで学びの機会を提供する役割を全うしていた。

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