舛添氏、政府のイベント2週間中止・延期要請に「結局主催者に丸投げ」と指摘
元厚生労働大臣の舛添要一氏が27日、TBS系「グッとラック!」で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、政府が多数の人が集まるイベントの今後2週間の中止、延期、規模の縮小を要請したことに「結局主催者に丸投げ」と厳しい言葉を発した。
番組では舛添氏をゲストに迎え、新型コロナウイルスの日本の対応について議論。政府は26日に今後2週間の大規模イベントの中止、延期、規模縮小を呼びかけたことから、芸能界、スポーツ界など続々とイベントの中止が発表されている。
舛添氏はこの政府の対応に「結局、主催者に丸投げ」と指摘。「25日に基本方針を出して、翌日になってこのことを仰った。EXILE、Purfumeはその日の夜に中止。それはちょっとひどいじゃないのというのと、例えば500人以上ダメとか、何時間以上の公演はダメとかある程度決めてもらわないとダメ」と語った。
更に、中止とした場合の主催者への補償などは「どうなってるのと。何かを決定するときは、その副作用を押さえてやるべき」ともコメント。
これにMCの立川志らくは「(規模を)小さくすればいい?1万人のライブを1000人ならいい?(規模の)大きさは関係ないですよね」と規模縮小の意味に疑問を投げかけていた。