丸山議員が苦言、咳を手でふさいだ加藤厚労相の行動に「危機対応失敗の象徴」

 NHKから国民を守る党(N国)の丸山穂高衆院議員が16日、ツイッターを更新。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、加藤勝信厚労相がNHKで「咳エチケット」を呼び掛けたものの、自身はマスクを着用せず、さらに咳をした際に、厚労省のホームページでは「悪い例」とされている「手でふさいで」いたというネットニュースを引用し、その光景を「象徴的」「シュール」と評し、「危機対応に失敗している」と苦言を呈した。

 丸山氏は「加藤厚生労働大臣による『新型コロナウイルス、感染拡大を前提にした対策必要』って後手後手な発言もそうですが、この咳の話もまさに象徴的で」と切り出した。

 さらに、丸山氏は「厚労省の咳エチケット説明もどうぞ」と同省のHPに掲載されている「咳エチケット」についての説明を添付。「なかなか普及しませんが、大臣が感染症テーマのテレビに出て、咳を手でというシュールさ含めて危機対応に失敗しているかと。有事の即応性にしても、本質性にしても、この咳が象徴的な信頼性確保にしても厚労省は有事対応が下手すぎですね」と指摘した。

 厚労省のHPによると、「個人が咳・くしゃみをする際に」すべき対応は「マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえること」。逆に「悪い事例」として、「せきやくしゃみを手でおさえる」「何もせずにせきやくしゃみをする」が挙げられ、加藤厚労相は前者に当たる。同省は「せきやくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着します。ドアノブなどを介して他の人に病気をうつす可能性があります」と説明している。

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