関西の若手芸人の登竜門「第５０回ＮＨＫ上方漫才コンテスト」の本選（３月６日、後７時半から生放送）出場者が６日、発表され、からし蓮根ら８組がＮＨＫ大阪放送局で会見を行った。

　結成１０年までの漫才コンビが対象。予選には１１６組が参加し、からし蓮根、ネイビーズアフロ、きんめ鯛、パーティーパーティー、たくろう、プードル、ニッポンの社長、隣人が“決勝”進出を決めた。昨年に続き、２回目の本選出場となるからし蓮根、ネイビーズ、たくろうの３組以外は、本選初出場というフレッシュな顔ぶれが揃った。

　からし蓮根・杉本青空（２６）は「去年、最後に票が割れて（審査員の西川）きよし師匠が決めなきゃいけなくて、ほんとに目ん玉飛び出そうになってたんで、そんなことのないように（スパッと）キメたいと思います」と優勝を狙う決意。さらに「僕、結婚して、お小遣い、月３万なんです。もう、優勝して、５万！にしてやります。５万！で大豪遊してやります！」と気合いを空回りさせながら宣言し、笑わせた。

　杉本は２年前、美容サロンなどを経営する女性と結婚し、昨年４月に第１子となる長男が誕生。結婚後、妻は「社長はやめた」とテレビで明かしていた。

　オール阪神・巨人、フットボールアワーらが優勝にあたる「最優秀賞」を受賞した同コンテスト。２０１０年の「第４０回」では銀シャリが、その後も、かまいたち（１２年）、和牛（１４年）、ミキ（１６年）、ゆりやんレトリィバァ（１７年）、アインシュタイン（１８年）が頂点に。昨年はさや香が優勝を果たしている。