内田勝正さん死去 75歳 水戸黄門、大岡越前など出演
俳優の内田勝正さんが1月31日に亡くなっていたことが5日、日本俳優連合から発表された。75歳だった。内田さんは日本俳優連合の副理事長でもあった。2日に家族葬を営んだ。
44年千葉県出身。青学大卒業後、66年に「劇団四季」研究所に入所。同年劇団「浪漫劇場」に入団した。
テレビの時代劇などで活躍し、TBS系「水戸黄門」「大岡越前」、NHK大河ドラマ「信長」、テレビ朝日系「暴れん坊将軍」「名奉行遠山の金さん」「三匹が斬る」などにも出演した。
日本俳優連合によると、内田さんは10年前から胃がんを患い、小康状態を保っていた中で仕事や、日本俳優連合の役職を務めていたという。
昨年体調が悪化し、入退院を繰り返しており、1月31日に亡くなった。内田さんからは「人様に迷惑がかからないようにという控えめなご遺言であったそうです」とあり、葬儀は家族葬で執り行われた。