お笑いコンビの博多華丸・大吉と千鳥が、１日からカンテレで放送される「Ｒ－１ぐらんぷり２０２０」のＰＲＣＭに出演。その魅力を熱く語る。

　３月上旬にフジテレビ系で決勝が生中継されるひとり芸ナンバーワン決定戦「Ｒ－１」は現在、予選が行われている。博多華丸は２００６年に児玉清のものまねネタで優勝。千鳥・大悟も１２年に決勝進出した。Ｒ－１について華丸は「優勝して人生変わりました。あの時、優勝してなかったら今ごろ博多で酒飲んでます」と振り返った。

　優勝賞金５００万円の使い道について「半分は大吉さんに渡して、半分は嫁さんに渡してスッカラカンですよ！もらった気がしない」と告白。大吉は「優勝ネタの台本を書いたから、ということでもらったんですけど、せっかくだし『記念にいい時計でも買う？』って（華丸に）聞いたら『携帯があるけん、時間は分かるばい』って言うんです」と拒まれたエピソードを明かした。

　大悟は「ワシも１回、決勝戦に出てますが『財布から７万円抜かれとる！』って客席を疑ってキレるネタをやって、嫌われてスベって終わりました。僕のせいで、僕の次の出番だったヤナギブソンさんまでスベらせてしまいました」と苦い思い出を明かした。ノブから「もしあの時、優勝してたら賞金は何に使ってた？」と聞かれると、大悟は「借金返済！」と即答。それを聞いたノブは「結局、大悟に渡しても（賞金は）ボートレースに消えるもんな」と笑った。

　「Ｒ－１に出て、変わったことは？」と聞かれると、大悟は「１人で出てスベったことによって、漫才に力を入れよう！と思うようになりました」と相方の存在がいかに大事かが分かったと明かし「何があっても『Ｒ－１ぐらんぷり』は学びの場になります」と出場者にエールを送った。