宝塚歌劇の殿堂で演出家・柴田侑宏氏の功績を称えた企画展

 兵庫・宝塚大劇場に併設された「宝塚歌劇の殿堂」で1日、7月に他界した演出家の柴田侑宏氏の功績を称えた企画展が始まった。

 「うたかたの恋」「琥珀色の雨にぬれて」など多くの名作を生み出し柴田氏は緻密なドラマ構成と、秀麗なセリフの数々が特徴。その巧みな人間ドラマから、何度も再演が重ねられた作品も多い。大劇場だけではなく、全国ツアーでも上演されることが多い。

 昨年12月に行われた、宝塚歌劇団の各組トップが一堂に会する年に1度の「タカラヅカスペシャル2019」でも柴田氏を偲んだコーナーも。星組新トップの礼真琴(れい・まこと)は同年5月に全国ツアー初主演作として上演した「アルジェの男」を振り返り「柴田先生から直接お言葉をいただいた最後の公演になりました」と語っていた。

 企画展では各組の公演期間に合わせて、数々の名作を貴重な資料や映像などで組ごとに紹介、その功績を振り返る。

 7月13日まで。

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