嵐 感謝込め全50公演完走!20周年記念5大ドームツアー東京Dでファイナル

 国民的グループ・嵐が25日、東京ドームで20周年記念5大ドームツアー「ARASHI Anniversary Tour5×20」の最終日を迎え、全50公演を完走した。昨年11月16日の札幌ドームから始まり、通算237万5000人を動員。この日は全国329の映画館でもライブビューイングが行われ、およそ19万人もファイナル公演の様子を見守った。今年1月に来年いっぱいでの活動休止を発表している嵐は、アンコールを含め計38曲を力の限りに送り届けた。

 ライブ開始5分前。「オーーッ」。ドームにかすかにこだました雄たけびは、5人の気合の円陣だった。本番前に欠かすことなく行われてきたルーティン。はやる気持ちとともにステージに飛び込むと、松本潤(36)がのろしを上げた。「ファイナル!20年の感謝の気持ちを込めていきましょう!」。会場を埋め尽くした5万5000人、ライブビューイングで見守った19万人、計24万5000人の心を揺さぶった。

 空前絶後の50公演。櫻井翔(37)は「どの公演も熱量がすごくて。毎回毎回ファイナルみたいに熱を感じる大切な思い出だった」と振り返った。だからこそ、セットリストは一貫してほぼ変えることなく全てのファンに寄り添った。

 激動の1年だった。1月27日には、来年末での活動休止を電撃発表。リーダー・大野智(38)は「休止発表をさせてもらいましたが、発表後の4月からのツアー、正直不安でした…怖かったです」と胸の内を吐露し、涙で声を詰まらせた。「でも、みんなが本当に優しい目で僕らを見ててくれたから、最後までやり切ることができました」。変わらぬ温かさに感謝し、ファイナルまで駆け抜けた。

 活動休止まで残された1年への思いがこみ上げる。櫻井は「風速を上げて、大航海に帆を立てて出ようと思う。みんな付いてきてほしい」と声を張った。二宮和也(36)は「2020年、12月31日11時59分まで、1秒でも多く思い出をつくりたい」、相葉雅紀(36)は「デビューのときに言った、世界中に嵐を巻き起こすという目標、まだかなっていません」、松本も「世界中に嵐を巻き起こす-今から本気でやりたいと思います」と続いた。万感の思いを胸に、5人は2020年へスパートをかける。

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