西川忠志 吉本新喜劇入団10周年に父・きよし「死にものぐるいで臨めよ」

来年3月15日になんばグランド花月で、吉本新喜劇入団10周年記念公演を行う西川忠志(中央)と、会見に出席した(左から)吉田裕、池乃めだか、1人置いて内場勝則、島田珠代=大阪市・吉本興業大阪本社
来年3月15日になんばグランド花月で、吉本新喜劇入団10周年記念公演を行う西川忠志(中央)と、会見に出席した(左から)吉田裕、池乃めだか、1人置いて内場勝則、島田珠代=大阪市・吉本興業大阪本社
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 タレント・西川きよし(73)の長男で、吉本新喜劇の俳優・西川忠志(51)が25日、大阪市内で会見を開き、来年3月15日になんばグランド花月(NGK)で「西川忠志吉本新喜劇入団10周年記念公演『感謝』」と銘打った公演を開催すると発表した。親交の深い女優の戸田恵子(62)をゲストに迎え、座長として新喜劇を上演。トークコーナーなども企画する。

 忠志は87年に俳優として活動を開始。吉本新喜劇がスタートだったきよしや母・西川ヘレン(73)の影響や、コメディーでも活躍した森繁久彌さん、森光子さんらと共演するうちに喜劇を志し、09年に吉本興業に所属。同年11月17日、NGKで新喜劇の座員として初舞台を踏んだ。

 この日の会見には、09年の新喜劇入団会見に同席した内場勝則(59)、池乃めだか(76)らも立ち会った。忠志は「10周年はすべての皆様のおかげで、感謝の気持ちでいっぱい。32年間の芸能生活と、新喜劇での10年間で培ってきたことを上演していきたい」と意気込んだ。

 忠志の入団当時座長だった内場は、酒席できよしとヘレンから「忠志をよろしく」と頭を下げられ、酔いが覚めたというエピソードを披露。「まじめで堅いし、お父さんみたいにやっていくのだろうと思っていたが、自分のものにしていった」とたたえる。めだかも「いい芝居をするのになんで吉本新喜劇かと思っていたが、上手になってきた」と座員としての成長を認める。

 きよしからは「死にものぐるいで臨めよ。座長として立たせてもらうのだから、今できるすべてを詰め込んで、お客さん第一に楽しんでもらう舞台をつくりなさい」とゲキを飛ばされた。目前に控えた節目の公演に、忠志は「新しい西川忠志を見てくれたら」と力を込めた。

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