ムーディ勝山、特殊詐欺防止キャラバン隊長に就任 ノーギャラで快諾「ありがたい」

滋賀県警の特殊詐欺被害防止キャラバン隊長に就任したムーディ勝山(左)=滋賀・イオンモール草津
滋賀県警の特殊詐欺被害防止キャラバン隊長に就任したムーディ勝山=滋賀・イオンモール草津
バン隊の隊員になったファミリーレストラン・ハラダ(左端)、同・しもばやし(左から2人目)、隊長に就任したムーディ勝山(中央)=滋賀・イオンモール草津
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 事務所を通さず、詐欺グループ首謀者の宴席に出席し、金銭を受け取った闇営業問題で謹慎していたお笑いタレント・ムーディ勝山(39)が18日、地元・滋賀県警察の特殊詐欺被害防止キャラバン隊の隊長に就任した。

 この日、滋賀・イオンモール草津での任命式に出席したムーディは「詐欺被害はドンドン増えている。年末にかけても増えるらしいので、気をつけて。(電話などを)信用してはダメ。右から左へ受け流して」と自身のネタに絡めて呼びかけた。

 謹慎から8月に復帰した際、「特殊詐欺の被害に遭う人を1人でも減らす啓発活動をしたい」というコメントをしたところ、滋賀県警が注目。広報する上で地元出身の人気者を起用したいと、オファーされた。

 ともに謹慎していた天津・木村卓寛の発案で、レイザーラモンHG、くまだまさしらと特殊詐欺被害防止コントを各地で行っているムーディは、キャラバン隊長の要請をボランティアのノーギャラで快諾。「ありがたい。ああいうことがあったので、啓発活動をしたいという気持ちがある。やりがいを感じている」と明かした。今年を表す漢字1文字を聞かれると、「いろいろありましたんで反省の『省』。反省しておるんで」とした。

 騒動前に6本あったレギュラーは現在、「ネットのアイドル番組のMC」1本のみに。騒動時に外された草津市のPR集団のメンバーにも復帰していない。ムーディは「一生通して啓発活動をやっていきたい」と信頼回復を誓った。

 ムーディは、吉本興業から契約解除となった入江慎也氏(42)の仲介で、2014年に開催された大規模詐欺グループ首謀者の誕生会で、持ちネタを披露したと6月に報じられた。金銭受領も判明し、同24日付で無期限謹慎となり、8月19日付で処分は解除された。

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