高嶋政伸 26年ぶり主演映画で共演者と仲良く 危ないキャラは返上

舞台あいさつした(左から)前川泰之、飯島寛騎、堀田茜、高嶋政伸、西村美柚、生田智子、中島良監督=東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場
映画「アパレル・デザイナー」の完成披露上映会で舞台あいさつした高嶋政伸=東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場
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 俳優の高嶋政伸(53)が15日、都内で行われた26年ぶりの主演映画「アパレル・デザイナー」(来年1月10日公開)の完成披露上映会で舞台あいさつに登場した。

 高嶋は、経営危機に陥った老舗アパレルメーカーの復活を託されたデザイナーを演じるが「映画も服も物作りです。それに命をかける人の姿に感動した。この作品は変化球なし。ド直球でみんなが頑張って作った作品です」と、スタッフ・キャストの“ONE TEAM”を強調した。

 高嶋の映画主演作は「修羅場の人間学」以来。「名前が一番上に来ているだけ」と謙遜し、若いスタッフ・キャストと一緒に仕事できたことに感謝した。「30歳ぐらい下の方とデザインチームとして過ごす時間が多かったんです。そこで皆さんが素晴らしいお芝居をしてらっしゃるんですよ。大変勉強になりましたし、刺激になりましたし、助けていただきました」と素直な気持ちを口にした。

 高嶋といえば、映画やドラマで個性的、やや危ないと思われるキャラクターで共演者とぶつかってきたが「今回は共存共栄。みんなで歩調を合わせて調和を持って頑張ることが作品の魅力になるんだなと思いました」と訴えた。

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