加山雄三、不死身の若大将!脳梗塞から復帰後初の単独公演で27曲熱唱

 歌手の加山雄三(82)が14日、東京・Bunkamuraオーチャードホールで全国ツアーの東京公演を行った。加山は11月に右脳に軽い脳梗塞を発症。同月8日に入院し、16日の埼玉・大宮と28日の北海道・札幌の公演を延期した。19日に退院し、すでに仕事復帰しているが、自身の単独コンサートは復帰後初めてとなる。

 加山は1曲目の「恋は紅いバラ」を歌い終わると、2150人のファンに「改めて、こんばんわ。脳梗塞になって無事やりすごしました。後遺症もなく、なんともなかったんですね。不思議ですね。消えちゃったんですよ。治っちゃたんです」と現在の体調を報告。続けて「皆さんのおかげです。皆さんが応援してくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう」と頭を下げた。

 ステージでは数曲をのぞき、加山の体調を気遣ったスタッフの用意した椅子に座って歌唱した。「スタッフが座っていいと言うんで…こりゃあ楽だ」と言いながら、前半を締めるエレキサウンドの「蒼い星くず」「夜空の星」では「さあ、盛り上がった。行こう!」と立ち上がりファンを喜ばせた。

 後半は代表曲「旅人よ」で幕を開け、加山が作詞・作曲した「ある日渚に」も披露。病み上がりとは思えない声で「君といつまでも」「光進丸」、アンコールではウクレレの弾き語りで「お嫁においで」を歌うなど全27曲をファンに届け、“不死身の若大将”ぶりを見せつけた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス