２０２０年東京五輪・パラリンピック組織委員会は９日、来年８月２５日のパラリンピック開会式を劇団「ナイロン１００℃」主宰で演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ（５６）、９月６日の閉会式を劇作家、演出家でお笑いコンビ・ラーメンズのメンバー、小林賢太郎（４６）がそれぞれ演出を手掛けると発表した。

　パラリンピック開閉会式の出演者約４２０人は、公募されることになった。募集されるのは、開閉会式の主役となるリーディングキャスト（若干名）のほか、演出内容に合わせて自身の特技を披露する約２０人のオリジナルキャスト、集団パフォーマンスを行う４００人規模のマスキャスト。障がいの有無は問わない。１０日から来年１月１０日まで大会公式サイトで受け付け、組織委の審査を経て出演者を決定。ケラ、小林も審査員として参加する。