安住紳一郎アナ悲し 赤坂のそば店3軒が廃業し…観光客増の弊害を訴える

 TBS安住紳一郎アナウンサーが7日、同局系「新・情報7daysニュースキャスター」に出演し、同局がある東京・赤坂周辺もオーバーツーリズムの影響を受け、愛されてきたそば店が3軒、廃業に追い込まれたことを悲しんだ。

 番組では沖縄県宮古島が外国人観光客がクルーズ船で殺到するために、家賃が高騰して地元の人が悪影響を受けていることなどを伝えた。

 安住アナは「オーバーツーリズムという言葉を最近よく聞きます」と切り出した。「観光客が来ることによって観光業はにぎわうもののホテルが林立して土地代が高くなる。もともと住んでいる人が住めなくなる。もともと住んでいる人たちのための店がなくなる。で、観光客のための建物が建ちきったところで観光客があきて、もう誰も来ない。島民全員に利益がいくわけではない。島の良さをだしていた人たちに利益がいくといいんですけど」と述べた。

 続けて安住アナは「実はこの赤坂周辺もオーバーツーリズムの波にやられてましてですね」と身の周りの変化を述べた。「赤坂で真面目に経営なさってたおそば屋さん3軒が今年になって、お商売をやめたんです。外国人用のホテルばっかり建っちゃって。600円で盛りそばをだすおそば屋さんが赤坂で経営できない!おかしい!」と力を込め「と、私は声をあげております」とオーバーツーリズムが招く弊害を訴えた。

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