米津「Lemon」偉業 日米初ビルボードジャパン年間1位を連覇「得難い経験」

 「Lemon」でビルボードジャパン年間総合チャート連覇を成し遂げた米津玄師
 「Lemon」ジャケ写
2枚

 「ビルボードジャパン 2019年イヤーエンド・チャート」が5日、発表され、年間総合チャート「HOT100」で、シンガー・ソングライターの米津玄師(28)の「Lemon」が1位を獲得した。18年3月にリリースされた同曲は、昨年の同チャートでも1位に輝いており、史上初の連覇を達成。1958年から60年以上の歴史を誇るアメリカのビルボードでもV2は過去になく、日米通じての偉業となった。また、同日発表された「レコチョク年間ランキング2019」でも米津が史上初の主要ランキング2冠を達成した。

 「HOT100」チャートは、CD売り上げ、ダウンロード数、ラジオオンエア、ミュージックビデオ(MV)再生数など、8指標を集計するが、「Lemon」は6指標で最多。発売から1年9カ月でダウンロード数300万を突破し、MV再生は国内最多4億9000万回など、驚異的な記録を重ねている。米津が17年12月に亡くなった祖父への思いを込めて制作した楽曲で、初出場となった昨年のNHK紅白歌合戦では、祖父が暮らしていた徳島からの中継で披露した。

 自身をトップアーティストに押し上げた出世作が2年連続で“年間No.1ソング”に。日米を通じて、初の快挙を達成した米津は、「とても光栄です。この曲を作ったのが遠い昔のことのような気分でいます。これからも続くであろう長い人生の中で、このような得難い経験をさせてもらったことに感謝の気持ちでいっぱいです」と誇らしげだった。

 最新曲「馬と鹿」も同チャートの5位。プロデュースを手がけた菅田将暉(26)の「まちがいさがし」が6位、Foorinの「パプリカ」が7位にランクインし、今年のチャートを席巻。さらに「レコチョク-」でも米津が総合ランキングであるアーティストランキングで2年連続1位、「Lemon」が2年連続でダウンロードランキング1位と史上初の連続2冠を達成し、まざまざと人気を見せつける形となった。

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