安倍昭恵夫人、首相公邸内で“ビジュアル系”と撮影や告知で「公私混同」物議

 首相主催の「桜を見る会」を巡る野党追及本部が5日、衆院議員会館にある安倍晋三首相の事務所を訪れ、安倍昭恵首相夫人による推薦人数などをただす質問状を提出した。その中に“私人”であるはずの昭恵夫人が多数の知人を招待したとされる「私物化」の問題が含まれているが、ツイッターではビジュアル系バンドのボーカルと首相公邸内でポーズを取る姿などが拡散され、「公私混同」「公と私の一体化です」という投稿が相次いだ。

 今回の「桜~」問題によって、ツイッターでは昭恵夫人とビジュアル系バンド・Versailles(ヴェルサイユ)のボーカル・KAMIJO氏が首相公邸内で交流する様子が拡散されている。

 ヴェルサイユは15年4月の桜を見る会に招かれているが、KAMIJO氏は16年7月に「久しぶりに首相公邸にお邪魔してきました」と、公邸内とみられる階段前で昭恵夫人と一緒に人差し指と小指を立てたポーズを決めた写真を投稿。さらにステージ衣装で階段に座り、足を組んでポーズを取る写真と共に「昭恵さん曰く、やはり首相公邸のあの階段で座って写真を撮ったのは僕以外誰もいないそうで、あらためてお褒めいただいてしまいました」というコメントを投稿していた。

 また、同バンドの公式ユーチューブには、昭恵夫人が同じ場所でKAMIJO氏を激励するメッセージやライブを告知する動画も投稿されていた。

 ツイッターには「昭恵さんの家でやってください」という“正論”のほか、昭恵夫人に対して「首相夫人の『公私混同』というより閣議決定された『私人』による『公(邸)』の私物化ですね」「『私』を『公』にことごとく浸食させて蝕むのがこの人」「官邸をコスプレスタジオにする首相夫人」と苦言を呈する声が相次いだ。

 また、「一般人が街頭演説にヤジ飛ばしただけで強制排除されるというのに、私人が勝手に(首相公邸に)人を連れ込んで撮影会する方が問題だろ」と、7月の参院選を引き合いにして怒りを表す投稿も見られた。

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