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【弁護士の見解】新井浩文被告 当然の判決…言い逃れが心証悪くした

 派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪に問われた元俳優の新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)被告(40)に東京地裁は2日、求刑通り懲役5年の判決を言い渡した。新井被告は「暴力や脅迫は一切やっていない」と無罪を主張していたが、判決は供述の信用性を否定した。滝岡俊文裁判長は「施術中という抵抗しづらい状況に付け込んだ卑劣で悪質な犯行だ」と断罪。新井被告側は判決を不服として即日控訴した。地裁は同日、新井被告の再度の保釈を認める決定をした。保証金は750万円で、被告は納付した。

  ◇  ◇

 「弁護士法人・響」の西川研一代表弁護士は、判決について「当然といえば当然の判決。『やめてください』と言われても『合意があったと思った』と言えばいいのか、となってしまう」と印象を語った。

 今年に入り準強制性交罪を含む性犯罪の無罪判決が続いたことで、裁判所の判断が注目されていた今回の裁判。証言が食い違うなど密室で起きた事件ゆえの難しさもあったが「証言の細部ではなく、幹の部分で事実関係について、かなり丁寧に認定している。性交の間に抵抗していなかったとして、反抗を抑圧するほどの暴行ではないと認定された事案もある中で、体格差などから抵抗しづらいと認定してるのが妥当」と説明した。

 量刑については「サービスとして招き入れ、容易に逃れられない、抵抗しづらい状況に付けいっている。裁判長が『不合理な弁解』と言っていますし、言い逃れが心証を悪くしたのでは」と推察。無罪を主張し、示談を断られており「『誤信はしていたが、傷つけたことは謝る』という感じだったので、まずはしっかり謝罪する。性犯罪者の更生プログラムを受けたり、それくらいのことが必要だったのではないか」と指摘した。

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