ビリー・バンバン現役続行 大病乗り越え50周年ツアー完走
兄弟デュオのビリー・バンバンが16日、東京・かつしかシンフォニーヒルズで、4都市5公演を巡る50周年記念コンサートツアーの最終日を迎えた。公演前後にデイリースポーツなどの取材に応じ、今後の活動について語った。
14年に兄の菅原孝(75)が脳出血で倒れ、弟の進(72)が大腸がんで手術を受けるなどの苦難を乗り越え、たどり着いた50年。高齢と体の不自由から3時間ステージに立ち続けることは容易ではないが、節目を終えた孝は「口は神様からの残してくれた贈り物。求める人とギャラがあれば北から南どこまでも歌いに行くよ」と“現役続行”を宣言した。
この日は「第61回日本レコード大賞」の発表日。功労賞という“ビッグプレゼント”をもらった進は「うれしいね。続けてきたからもらえた賞だね。やってきてよかった」と互いをねぎらった。
ライブでは、大ヒット曲「また君に恋してる」「白いブランコ」など全22曲を歌唱。ゲストで歌手の南こうせつ(70)も出演した。