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「桜を見る会」来年は中止 安倍首相「私の判断」 「私物化批判」回避狙い

 政府は13日、公費により首相が主催する2020年度の「桜を見る会」を中止すると発表した。菅義偉官房長官が記者会見で「招待基準の明確化やプロセスの透明化を検討し、予算や招待人数を含めて全般的に見直す」と説明した。招待者数や予算額を縮小する方向だ。安倍晋三首相は同日夜、記者団の質問に「(中止は)私の判断だ」と述べた。安倍首相の地元支援者が多数参加したとの指摘を受け「私物化」との批判が高まる中、異例の判断となった。

 桜を見る会を巡り、首相の事務所名が記載され、地元・山口県の後援会関係者に届いた案内文の内容も判明。参加者を募るなどしていた。首相の事務所が招待者の選定過程に事実上、関与していた実態が浮かんだ。首相は国会答弁で、人選への関与を否定している。

 安倍政権は中止決定を踏まえ、問題の幕引きを図りたい考え。首相は「私の判断で中止した」と述べた。菅氏は会見で、21年の再開を前提に「幅広く意見を聞きながら是正する」と説明した。菅氏は招待者について、内閣官房から首相、副総理、官房長官、官房副長官、与党に推薦依頼をしていたと表明。提出された推薦者を取りまとめていたという。

 立憲民主党など野党は、追及チームの会合を2日連続で開催。内閣官房の担当者は、招待者を巡る調整に関し「(首相の)事務所に最終的に確認して推薦してもらっている」と述べた。午前の会見で菅氏は「首相枠、政治枠という特別なものはない」と語った。

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