NHK会長 N国党首への受信料訴訟「毅然とした態度で」
NHKの上田良一会長が7日、東京・渋谷の同局で定例会見を開いた。
10月28日に、受信契約を結びながら受信料支払いを拒否しているNHKから国民を守る党の立花孝志党首に対し、受信料2カ月分の4560円の支払いを求める訴訟を同日付で東京地裁に起こしたことに「受信料の公平負担のため、誤った情報を流すなどの業務妨害などには毅然とした態度で臨んでまいります」と述べた。
これまで上田会長もNHKも立花党首については、個別の案件には答えられないとしていたことを指摘されると、同席した営業局幹部は「立花氏は公の場で『受信料を踏み倒す』『訴えてほしい』などと発言していたため」と説明した。
立花氏は、参院選当選後の8月に議員会館の自室テレビの受信契約を結んだが、支払いは裁判で決定すべきだと主張していた。