立憲民主党の蓮舫副代表が１日、ツイッターに新規投稿。大学入学共通テストで導入される英語の民間検定試験を巡り、「身の丈」発言が問題視された萩生田光一文部科学相がこの日、来年度からの実施を延期することを明らかにしたという報道を引用し、「遅い」と苦言を呈した。

　蓮舫氏は「昨日まで制度は平等、既に受験生は準備を進めている、来年度の円滑な実施に向け全力で取り組むと強調し、我々や高校生の不安の声に全く答えていなかったものが。延期は評価。とはいえ、判断の遅さはむしろ混乱に拍車」と萩生田文科相の対応を批判。「この大臣のもとで再設計できるとは思えない」と厳しく言及した。

　延期発表前のこの日朝、蓮舫氏は「英語民間試験共通テスト、延期の話が聞こえてきます。ようやく、でしょうか。『今、延期することの方が混乱する』と言った萩生田さん。このまま強行するほうが混乱するという私たちの指摘、受験生の不安の声が届くまで頑張ります」とツイートしていた。