森口博子 ガンダムづくしのライブ 鮎川麻弥と涙の抱擁「80代までガンダムソング」

 歌手の森口博子(51)が22日、都内で鮎川麻弥(58)との初コラボ曲「追憶シンフォニア/果てないあの宇宙(そら)へ」の発売記念イベントを行った。同曲は映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」がモチーフ。全国のパチンコパーラーに導入されたSANKYO「フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の搭載曲として制作された。

 2人の出会いは34年前。1985年から86年にかけて放送されたTVアニメ「機動戦士Zガンダム」の前期オープニングテーマ「Z・刻をこえて」を鮎川が、同後期の「水の星へ愛をこめて」を森口が担当した。

 イベントはガンダム尽くしのミニライブ。森口が「2人にはオープニング曲という絆があります。アニソンでご一緒してきましたけど、コラボはデビューしてから初めて」とあいさつすると、2000人のファンから拍手と大歓声が起きた。

 森口は紅白歌合戦に初出場を果たした「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」を熱唱。歌唱前に「80代までガンダムソングを歌い続けられる私でいたい」とファンに誓っていただけに、熱い歌に涙を浮かべるファンも。森口は「泣いてるんだもん。泣きたくなっちゃう。もらい泣きしたじゃない」と鮎川をハグすると、その鮎川も涙を流し、森口は「私たち、始まる前にもう楽屋で泣いてたの」と明かした。

 鮎川は新曲歌唱前に「平成を飛び越えて、ガンダムと再会できて新しい歌の息吹を入れることができました」とあいさつ。ハードなロック系の「果てないあの宇宙へ」と「追憶シンフォニア」を息も乱さず披露し、森口は「34年の絆が爆発しました。コラボは人生のブレンドだと思っています。本当に楽しかった」とイベントを締めくくった。

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