令和最初の紅白司会 櫻井・綾瀬の復活タッグ 総合司会は3年連続で内村光良

 大みそかに放送される「第70回NHK紅白歌合戦」(総合、後7・15)の司会を、白組は嵐・櫻井翔(37)、紅組は女優・綾瀬はるか(34)が務めることが17日、分かった。NHKが発表した。櫻井は2010年から5年間、嵐のメンバーとして司会を担当。昨年からは単独で2年連続での司会となる。綾瀬は13年、15年に続く、4年ぶり3度目。総合司会は3年連続で、ウッチャンナンチャン・内村光良(55)が担当する。

 令和最初の紅白を、気心の知れたコンビが盛り上げる。綾瀬は初司会だった6年前にも、嵐のメンバーとして司会を務めていた櫻井と“タッグ”。バラエティー番組でも共演を重ねてきた間柄だ。

 日本テレビ系「news zero」ではキャスターも務め、抜群の“司会力”を誇る櫻井。元号をまたいでの指名に「平成最後の、そして、令和最初の紅白歌合戦の白組司会。時代の大きな節目に、2年連続で大役を仰せつかり、身の引き締まる思いです」と気合を込めた。

 「新たな時代の、そして2020年へのファンファーレとなるような番組をお届けできたらと思います。心の限り務めあげたい」。1年後の年末には嵐の活動休止を迎えるが、充実の1年を見すえて誓いを立てた。

 綾瀬は初司会だった13年には天然ぶりをさく裂させ、歌手紹介でとちる場面もあったが、15年はほぼノーミスで完走し、成長を見せつけた。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」では前半の主人公・金栗四三(中村勘九郎)の妻スヤを好演して、今年もNHKに貢献している。

 「皆さんにとって良い年越しとなりますように、そして良い年を迎えられますように、出場アーティストの皆さんと楽しく、温かく、元気がわいてくるような紅白歌合戦にしたいと思っています」。3度目の晴れ舞台では、持ち前の明るさを前面に押し出す心づもりだ。

 NHKは報道各社へのファクスで2人の起用理由も説明し、櫻井には「昨年の紅白でも、白組だけでなく紅白全体をリードしていただき、心から感謝しています。今年も素晴らしい進行力に大きな期待を寄せています」と全幅の信頼。13年の大河「八重の桜」などに主演した綾瀬に対しては、「数々のNHKドラマで、強くて優しい女性を演じていただきましたが、第70回紅白でも、力強く紅組を率いていただけると確信しています」と節目を飾る華やかさに、太鼓判を押していた。

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