渡辺宜嗣アナ 「不適切な演出」を謝罪…「いつもフェアであることを心掛けた」

 渡辺宜嗣アナウンサーが17日、テレビ朝日系報道番組「スーパーJチャンネル」において、同番組であった「不適切な演出」について視聴者に説明するとともに、「申し訳ございません」と謝罪した。

 渡辺アナは午後6時過ぎ、「ここで視聴者の皆さまにご報告があります」として、「スーパーJチャンネルで放送した中で極めて不適切な演出が行われました。その経緯と内容についてお伝えします」と述べた。

 「極めて不適切な演出があったのは」として、今年3月15日午後5時36分から同53分の枠であったことを伝え、内容について渡辺アナは「食品などを安く販売する都内のスーパーマーケットの買い物客を密着取材して購入理由や人生模様を描く企画でした」「この企画について不適切な演出があったという情報があり調査」「買い物客のうち主要な男女4人が、番組を担当した契約ディレクターの知人だった」などと伝えた。

 当該契約ディレクターは映画監督の経験がある上に俳優養成教室の講師を務めており、4人のうち3人は俳優養成教室の生徒で、もう1人もこのディレクターと接点があったという。当該ディレクターは4人に「店に来ることを想定して取材スケジュールを伝えていた」上に、「店に来ると初対面であるかのように会話して撮影」などと“不適切な演出”をしたという。同局は、制作に関わったスタッフ、番組プロデューサー、報道局の幹部を懲戒処分にするとしている。

 渡辺アナは「テレビ朝日はさらに検証を進めています」とし、「最後になりますが、私はいつもフェアであることを心掛けて、正直で謙虚な姿勢での番組作りを目指してきました。しかし今回、私たちの番組はこのような不祥事を起こし、見て下さっている視聴者の皆さまの信頼を裏切ってしまったことを深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。「もう一度初心に戻り、立ち返ります。申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を繰り返した。

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