中山麻聖 「父・三田村邦彦が長らくお世話に」…大阪に親近感

 俳優の中山麻聖(30)が6日、大阪市内で行われた映画「牙狼(GARO)-月虹ノ旅人-」の舞台あいさつに登壇した。

 2014年のテレビドラマ「牙狼(GARO)-魔戒ノ花-」に続き、主人公の魔戒騎士・冴島雷牙を演じた中山は「大阪は冴島雷牙ではなく、中山麻聖の父・三田村邦彦が番組で長らくお世話になってて、親近感が沸いてます」とあいさつし、歓声を浴びた。5年の空白期間を聞かれた雨宮慶太監督(60)は「5年前から台本はできて、準備していたが、麻聖君の台本を読むのが遅くて。漢字が読めないって」と冗談で返した。

 また、決めゼリフ「貴様の陰我、俺が断ち切る」を関西弁でリクエストされ、戸惑いながらも挑戦。雨宮監督の「よーい、スタート」の掛け声と同時に叫んだが、「『俺が』が違う」と自身でダメ出し。監督からは「関西風にはなってた」とフォローされた。

 上映後のイベントで、雨宮監督は「びっくりしたシーンがあった」という観客の反応に満足そうで、「内容に関して、言わずに(4日の)公開まで持って来られた」とにんまり。今作は「ネタバレ厳禁」で、中山は「口が酸っぱくなるくらい『ダメだぞ』と言われた」と振り返った。唯一、久々に「牙狼シリーズ」に登場した京本政樹(60)が、ブログで出演を“フライング”で示唆。雨宮監督は「僕のところにも、麻聖君のところにも、京本さんからLINEで『ごめんね』って来た」と暴露していた。

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