難病ALS公表の声優 「ニャンちゅう」収録参加を報告「しっかり仕事や生活を」

 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたことを公表した人気声優の津久井教生(58)が3日、ブログを更新。今のところ、これまで通り、声優の仕事を行っていることを明かした。

 津久井はNHK Eテレ「ニャンちゅうワールド放送局」のニャンちゅう役や、スーパー戦隊シリーズなどで知られ、1日のブログでALSを公表した。筋肉が萎縮し、歩行が困難なため、移動には「ダブル杖と車椅子」が必要だが、「声だけは無事の状態でいます」と明かしていた。

 3日のブログでは、多数の応援メッセージに感謝し、「確かに、ALSを治療してもっと良くなるという事にもチャレンジしていこうと思いますが、この病気の特性で言うと・・・『今が一番元気である』とも言えるのです」と記述。「先日『ニャンちゅう!・宇宙!・放送チュー!』の収録に参加して、いつも通りのお仕事をさせていただきました♪」と伝えた。

 そして、「本当に歩くのに難がある以外は元気なのです♪素敵な力が『声』残して下さっている状態です♪」と前向きな思いを記し、「津久井教生は『ALSとつきあいながらしっかりとお仕事や生活をしていく』つもりです」と誓っている。

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