橋下徹氏、進次郎大臣の最大の弱点は「知りませんと言えないこと」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が26日、ツイッターを更新し、“セクシー”発言が話題となっている小泉進次郎環境大臣の弱点は「知りません」「教えてもらえますか」と言えないことだと指摘した。

 橋下氏はTBSのニュース映像を添付。その映像では、地球温暖化の原因の一つとして、牛が出すゲップなどのメタンガスや、牧畜の地域を広げるための森林伐採などが影響していることから、「毎日でもステーキを食べたい」と発言した小泉環境大臣に「温室効果ガスを削減するために環境省のトップとしてどう考えているか」という質問が飛んだ。

 これに小泉大臣は「こうやってステーキと気候変動、この質問って今までなかった。これがニュースになって注目されるのならそれだけでも環境問題を考えるきっかけになる」と質問を歓迎するも「毎日食べたいというのは、毎日食べているわけではない」「好きなものを食べたいときありません?」とコメント。記者から「そういうことを聞いているのではない」と言われるも「じゃあ、みんなにばれないようにステーキを食べている方がウソ臭くないですか?」などと答えていた。

 この映像に橋下氏は「小泉さんの最大の弱点は、自分が知らないことを『知りません』『整理できていません』『教えてもらえますか?』『少し時間を下さい。勉強してみます』と言えないこと。この点を即改めるべき」と指摘。

 続く投稿でも「小泉さんが今つまづいているのは、彼はこの10年間、世間から反発を喰らうことを言ったことがないから」とつぶやき、「実行する立場になって世間から好かれることばかり言っていたら何も実行できず、具体策も語れません」とした。

 更に「小泉さんは、官僚ペーパーを読まないということを自分の信条にしているのかもしれませんが、それをやろうと思うととてつもない勉強量が必要です。今の段階では、素直に官僚ペーパーを読んだ方がいいでしょうね」ともつづっていた。

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