細川たかし 台風影響で生放送遅刻、光る私服で熱唱…両手バンザイで満員電車に

 演歌歌手の細川たかし(69)が9日、NHK「ごごナマ」に台風の影響で遅刻し、私服で出演するハプニングがあった。細川は光る素材のジャンパー姿のまま、リハーサルなしで新曲「冬嵐」をナマ歌唱。ハプニングを感じさせない圧巻の歌声を響かせた。

 この日は、台風関連情報のニュースのために20分遅れの午後1時20分開始。冒頭に細川の姿はなく、進行役の船越英一郎が「実は細川さんは、台風15号の影響で、今まさに移動中でございます」と説明。「台風の影響で現在渋谷に移動中です」というテロップが映った。阿部渉アナウンサーも「なんと車を諦めて、電車で移動されているという情報も入っております」と伝えた。

 細川不在のまま番組は進み、午後1時37分に「NHKに到着されたという情報も入ってまいりました」(阿部アナ)と詳報され、同41分、細川がスタジオに到着。本番用の衣装が間に合わず、私服での登場となった。

 光る素材の黒いジャンパー(胸元にはドクロのマーク)に黒いズボンという迫力ある私服ファッション。髪型はそり込みが入ったおなじみのヘアスタイルでバッチリ決まっている。

 細川はかなり時間に余裕をもって午前8時すぎに出発したが、台風の影響は想像以上だった。「高速が千葉の方、全然ダメだったんで。下(高速降りて)を通って、車を蘇我で捨てまして、車ごと置いて。電車、初めて乗りましたね」と車を諦め、電車に乗り換えたことを明かした。

 「(電車は)満員でしたね、ぎゅうぎゅう詰めで、これもん(と両手をバンザイするしぐさ)で」と痴漢と間違えられないように両手を挙げていたことも告白。各駅停車で、駅につくたびに「人がドワーッって待ってるの。これはもう乗れないだろ(と思ったら)、思いっきり乗せるのね」と超満員にもかかわらず、どんどん人が乗り込んでくる状況を振り返り、「あれを通勤の朝やってると思ったら、大変なことですね」と通勤ラッシュの苦労を思いやっていた。

 細川はこの状況説明後、私服のまま、新曲「冬嵐」を熱唱。リハなしのぶっつけ本番とは思えない平常心ぶりで、歌い終えると、「台風ってこんなにすごいものかと。私も69歳にして初めて満員電車に乗りました」としみじみ話していた。

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