俳優の山下真司（６７）が２４日、都内で行われたドラマ「泣き虫先生の７年戦争　スクール☆ウォーズ」のＰａｒａｖｉ配信＆ＤＶＤ－ＢＯＸ発売記念イベントに登場した。共演した松村雄基（５５）、伊藤かずえ（５２）、テーマ曲「ヒーロー」を歌った麻倉未稀（５９）も顔をそろえ、同ドラマ出演者が１８年ぶりの再会。山下は「感慨無量」と感激の面持ちだった。

　ドラマは実話に基づき、校内暴力などで荒れた高校のラグビー部が日本一になるまでが描かれた。山下は熱血教師・滝沢賢治を演じ「休みの日にもネクタイをしていました。教師ですからね」と当時の苦労を明かした。ドラマのイメージを守るため、出演後にあった教師役のオファーをすべて断り、バラエティー番組でも「お前ら、悔しくないのか！」と叫ぶ名シーンを「一度もいい加減にやったことがない」という。

　松村は撮影を「台本は１度も現場へ持って行ったことがない。みんなで必死で覚えた」と明かすと、伊藤は「私はなんかへんてこなセリフばっかり言ってましたよね。あの時は１７歳。今は娘が１７なので、不思議な感じです」と語った。

　ラグビーは９月２０日からＷ杯日本大会。山下は「信は力なり！」と滝沢の決めセリフでエールを送った。