山下真司 「お前ら悔しくないのか!」 サンウルブズへ「滝沢先生」ばり気合注入 

サンウルブズのジャージーで登場した山下真司 
田中史朗選手(右)と内田啓介選手(左)を激励する山下真司
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 俳優の山下真司(66)が8日、スーパーラグビーに参戦している日本のサンウルブズが12日に国内最終戦を行うのを前に、都内で練習中の同チームを訪問、喝を入れた。南半球を中心とした15チームのリーグ戦で同チームは5位という目標を掲げながら、開幕から9連敗。この惨状を見かねた山下は、80年代に人気を集めたドラマ「スクール☆ウォーズ」の滝沢賢治役さながらに、同チームのSH・田中史朗(33)と内田啓介(26)に劇中の名セリフ「お前ら、悔しくないのか!」と猛ゲキを飛ばした。

 冬に逆戻りしたような寒さの中、“泣き虫先生”が熱盛の闘魂を注入した。

 山下はグラウンドに登場するなり「この度、サンウルブズの新監督に就任しました滝沢賢治です」と自己紹介。さらにドラマのモデルとなった伏見工業(現・京都工学院高)出身の田中、内田両選手に「お前ら、それでも伏見工業高校出身か。悔しくないのか!」と劇中の名せりふを浴びせた。2人が「悔しいです!」と応じると「よし。俺は今からお前たちを殴る!」と名場面の再現を続けた。

 ラグビー日本代表の中核をなす、サンウルブズは「今季5位」の目標を掲げながら、開幕から9連敗中。12日のレッズ戦(東京・秩父宮ラグビー場)が国内最終戦となるだけに、山下が初勝利を祈り、カツカレーを持って激励に訪れた。その状況は無名の高校チームが全国優勝するドラマの展開と似ており、しかもこの日はW杯日本大会開幕まで500日という絶好のタイミングだった。

 山下と初対面という内田選手は「『スクール☆ウォーズ』は授業で見てました。先生(山口良治監督)の威圧感より強い。何か教えてもらっている感じになってしまいます」と山下の迫力に感服。田中選手は山下と面識はあり、ドラマは「高校・大学時代にビデオで見ていた」そうだ。

 会見の最後で、劇中の“殴る”ポーズを要求されると、山下は2人に代わってカメラマンにパンチを繰り出すポーズで大サービス。フジ系「くいしん坊!万才」9代目リポーターらしく「スパイシーだね」とカツカレーも食レポしたが、日本代表には「1勝でも多く強豪チームに勝ってほしい。日本は卓球、体操が強い。ラグビーだって行ける。勝ちを信じて。『信は力なり』!」と最後まで滝沢になりきって、ゲキを飛ばした。

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