ジャニーズの５人組・Ａ．Ｂ．Ｃ－Ｚが１５日、千葉・幕張メッセで全国ツアー「２０１９　Ｇｏｉｎｇ　ｗｉｔｈ　Ｚｅｐｈｙｒ」の初日を迎えた。楽曲「ボクラ～ＬＯＶＥ＆ＰＥＡＣＥ～」では新体操技を披露し、前身ユニット「アクロバット・ボーイズクラブ」の名に違わぬパフォーマンスで魅了。新曲「ＤＡＮＤＡＮＤａｎｃｅ！！」（９月２５日発売）など全３０曲を熱唱した。

　火柱立つステージで、白いタンクトップ姿の５人が美しく舞った。男子新体操の強豪・青森山田高ＯＢに本格指導を仰ぎ、難易度の高い技に挑戦。河合郁人（３１）は「僕らの原点に戻ろうと。Ｊｒ．もいなくて５人だけでやるので、とことん表現しようと思った」と挑んだ背景を明かした。

　戸塚祥太（３２）は技に「ｔｈｒｏｗｉｎｇｔｏｊｏｕｒｎｅｙ（スローイング　トゥ　ジャーニー）」と命名。「天国のジャニーさんに届け！という思いを込めて。『ジャニーさん』と『ジャーニー』をかけました」と、７月９日に亡くなったジャニー喜多川社長（享年８７）へ胸を張った。