KAT-TUN 燃エール!来年のデビュー決まった後輩へ!走り続けて待ってるゼ

 KAT-TUNのライブツアー「IGNITE」神奈川公演が11日、横浜アリーナで行われた。野性味が魅力の3人にふさわしく、特殊効果約500発分の炎でステージを華麗に演出。「Diamond Sky」など全26曲で魅了した。デイリースポーツなどの取材に応じた3人は、来年のCDデビューが決まったジャニーズJr.のユニット「Snow Man」と「SixTONES」に言及、かつてバックダンサーを務めた後輩にエールを送った。

 熱い炎とともに幕を開けた。KAT-TUNのアリーナツアー史上最多の火を使ったステージング。アルバムとツアーのタイトル「IGNITE」は「発火する、燃え上がらせる」の意だ。亀梨和也(33)は「起きてんのか!」とファンに呼びかけ、オープニングからボルテージは最高潮に達した。

 らしさ全開だった。中丸雄一(35)作詞の「We are KAT-TUN」では「ペンライトほぼ武器 空港検査引っかかる」、「火強すぎ 消防法厳守」と“KAT-TUNあるある”をふんだんに盛り込んだ歌詞でヒートアップ。上田竜也(35)はソロ曲「百花繚乱」でステージ上にファンを呼び、ラップバトルで沸かせた。

 エンターテイナーとしての貫禄を存分に発揮した3人。開演前の取材では、来年の同日デビューが決まった「Snow Man」と「SixTONES」を祝福した。ともに亀梨のソロツアーやKAT-TUNのツアーでバックダンサーを務めるなど縁も深く、心から“門出”を喜んだ。

 亀梨は「関わりのあった子たちが舞台に立つのはシンプルにうれしい。新しい時代の流れでやっていく彼らには頑張ってほしい」と、次世代を担う後輩たちに期待。中丸も「まずは最大の目標を達成できたこと、おめでとう」と喜び、上田は「同じ戦場に立つことになるけど、ここから始まる。戦場の仲間として成長していきたい」と共闘を誓った。

 2006年に「Real Face」でデビューし、ミリオンセラーを記録。走り続ける3人は、先輩としての矜持(きょうじ)をにじませた。

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