海老蔵 急性咽頭炎で休演、夜の部中止 「声が出なくなりました」とブログで謝罪

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(41)が15日、東京・歌舞伎座の舞台「七月大歌舞伎」(4~28日)の夜の部を「体調不良」で休演することが同日、発表された。夜の部の公演は中止となった。同劇場関係者への取材によると、16日以降については決定次第、松竹ホームページなどで発表する。海老蔵はブログで急性咽頭炎であることを明かし、「すみません。声が出なくなりました」と謝罪した。

 海老蔵は15日朝、ブログで「動けないのです」「なんだろう」「ふつうに話すのも今はやっと」とつづっていたが、昼公演は通常通り、『素襖落』と『外郎売』の2演目に出演。『外郎売』では、長男・勸玄君(6)と親子共演していた。

 夜の部の中止発表後の午後4時すぎに再びブログを更新。「すみません。声が出なくなりました。休演です」と明かし、「申し訳ない、本当にすみません」と謝罪。医師にみてもらったところ、「アデノウィルスや菌が声帯に付着してしまい発声困難になりました」と説明した。

 ここ数日、体調不良を感じ、さまざまなことを試してみたが回復せず、「無念」と吐露。「本日の夜の部は急性咽頭炎のため休演とさせていただきます」と苦渋の決断を下したことを明かした。16日以降については、「まだどうなるかわかりません」とし、「懸命に回復に努めたいと思います」とつづった。

 夜の部は海老蔵が1人十三役の早替りと宙乗りを披露する通し狂言『星合世十三團 成田千本桜』。代役は厳しいとみられる。

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