野村義男「宝物」のジャニー氏名刺をアップ「ぼくを見つけてくれてありがとう」

 ギタリストの野村義男が9日、ブログを更新し、同日に亡くなったジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏について「歌って踊れるタレントの卵たちの中で、歌えない、踊れない卵も捨てずにちゃんと見ていてくれた事、本当に『ありがとう』だけでは返しきれません」と感謝した。野村は80年代に田原俊彦、近藤真彦とともに「たのきんトリオ」として活躍した。

 野村は所々、シミがある一枚の名刺の写真をアップ。それはジャニー社長の名刺だった。「Johnny H.Kitagawa」と書かれ、役職名などはなし。事務所の住所だけが書かれていた。

 野村はこの名刺について「小学校6年生の時に、ジャニーさんがスカウトしてくれた時に渡してくれた名刺、今でもずっと僕の机の上に、パッケージして、毎日見えるようにしてあります。宝物ですから」と記し、今でも大切にしている様子。事務所を辞めた後も「テレビ局やスタジオで偶然会うと、たくさん話しかけてくれましたね。本当に嬉しかったし、周りのメンバーにも自慢でしたよ」と感謝した。

 ギタリストとして活動する間も、「ギターなんか弾けるの?音楽を作れるの?って言われ続けても、とにかく事務所を辞めてからの二十数年間、ダメ元でぶつかってきました。それは『ダメ元=Youやっちゃいなよ』だったからです」とジャニー社長の言葉があったからと振り返った。

 最後に会ったのは「3年くらい前」だったといい、スタジオにいた周りの人に「いっぱい自慢してくれましたね。『こちら、ギタリストのよっちゃん』って。本当にギターを弾いてて良かった」としみじみ。

 「ぼくを見つけてくれて、ありがとうございました。本当にありがとうございました」と感謝し「いつまでも『Youやっちゃいなよ』は忘れずにいますからね」と誓っていた。

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