加藤諒、パタリロの皇太子衣装で登場 監督が大興奮で注意受ける

「パタリロ!」の公開初日舞台あいさつで“必殺ギャグ”クックロビン音頭を披露する(左から)小林顕作監督、加藤諒、魔夜峰央氏=都内
劇場版「パタリロ!」の公開初日舞台あいさつに登場した(左から)小林顕作監督、加藤諒、魔夜峰央氏=東京・TOHOシネマズ新宿
劇場版「パタリロ!」の公開初日舞台あいさつに登場した(左から)小林顕作監督、加藤諒、魔夜峰央氏=東京・TOHOシネマズ新宿
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 俳優の加藤諒(29)が28日、都内で行われた主演映画「劇場版 パタリロ!」の公開初日舞台あいさつに小林顕作監督(48)、原作の漫画家・魔夜峰央氏(66)とともに登場した。

 加藤は映画で演じたマリネラ王国の皇太子「パタリロ・ド・マリネール8世」の衣装で登壇したが、それ以上に司会を務めた小林監督がハイテンション。「帰らないでくれてありがとう。何だこれという気持ちはあると思うけど、少しずつ解消して行きましょうよ」と客席に呼びかけると、以降は、ほぼ“マイク離さず”状態。「何度見ても分からないかも」「かなり、いろんなことを詰め込んで説明不足」などと、機関銃のように自身の映画を解説し続けた。

 加藤の“出番”は、コミック「パタリロ」の第101巻の発売を記念して、魔夜氏に101本の赤いバラの花束が贈る役。「ビニールが結露してる。バラも生きているんだな。涙流してるんだ」と粋なコメントも披露し、魔夜氏に「101巻は通過点です。100歳まで続けたら、200巻は行けるでしょう」と決意表明させた。

 それでも、小林監督の“トーク”は続き、写真撮影の際もマイクを離さず「公開にこぎ着けられてよかった。いろんな上映会やりたいね。パジャマ上映会とかさ」と場内に語り続け、カメラマンから「監督、ちょっとマイクを降ろしてください」と“お願い”されるほどだった。

 さらに、加藤とともにパタリロの代表的ギャグ「クックロビン音頭」を披露した後も、監督は客席に向かって話し続け「パジャマ上映会はやりたいよね」とアピールしていた。

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