年内引退の森昌子 ラストコンサートはふるさと栃木で「ご恩返し」

 今年3月、年内で芸能界から引退することを発表した歌手の森昌子(60)が、ラストコンサート「森昌子ラストコンサート~爆笑コントで綴る昭和歌謡パート3~」を12月25日に故郷・栃木県の宇都宮市文化会館大ホールで開催することが12日、分かった。

 クリスマスである12月25日は、森が「1年で一番好きな日」と公言する日。たっての希望で、ラストコンサートをこの日にふるさとで行うことになった。歌にコントにモノマネと、47年間の集大成を見せるコンサートになる。

 森は「本当に皆さまの応援のおかげで森昌子は幸せな歌手生活でした。デビューしてから47年、人生の大半を共に歩んできてくれたファンの皆さまには心から感謝しております。歌手人生の最後は、9歳まで過ごし、山や川、畑の思い出が今も記憶に色濃く残る、育ててもらったふるさと栃木県で、皆さんに少しでもご恩返しができるステージをお届けしたいと思います。大切なクリスマスに、記憶に残るすてきな時間になるよう、これから構成を考えて参ります。どうか最後までお付き合いいただけますよう、よろしくお願いします」と意気込みを述べている。

 また、前日12月24日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)でコンサートを開催することも決まった。

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