がん闘病中のNosuke 殺傷事件に怒り…自身は手術で腹部切り40針縫う

 歌手・misono(34)の夫で精巣がんによる胚細胞腫瘍を摘出する手術を受け、21日に退院したばかりのドラマー・Nosuke(29)が28日、ブログを更新。川崎市の小田急・登戸駅近くで児童らが殺傷された事件への怒りをつづった。

 Nosukeは昨年11月、精巣がんで左の睾丸を摘出。その後、抗がん剤治療などで15センチの大きさだった胚細胞腫瘍が摘出可能なサイズにまで小さくなったため、今月9日に摘出手術を受けていた。「腹筋をほぼ切り裂く」(ブログより)手術で、約40針も塗ったという。

 この日、正午すぎに投稿したブログでは「刺したり轢いたりが多過ぎませんか。人の痛みって心でわかっているものではないのでしょうか。実際に刺したり轢いたりしてみないとわからないものでしょうか」とつづった。

 そして「先日、医者が丁寧に腹を切って腫瘍を取り出し丁寧に約40針縫った僕でさえ3日は喋れない程痛くてそして約3週間経った今も痛みは残ってるくらいなのに」と手術で今も残る傷の痛みを明かし、「ICUに入る程の治療は意識が戻ってからが地獄なんですよ。」と伝えた。Nosukeの場合は、手術時間が当初の予定を7時間オーバーし、15時間にわたった。術後は痛み止めの点滴を使いすぎて肝臓の数値が高くなり、退院が遅れたほどだった。

 ブログの最後には「他人に対して、より警戒を強めなければいけないという事は悲しい事だと僕は思うのです」と悲痛な思いでつづっている。

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