落語家の立川志らくが１６日、ＴＢＳ系「ひるおび！」で、北方領土解決は戦争しかないなどと発言し、物議を醸している丸山穂高議員のツイッターに関し「身から出た錆」とバッサリ切り捨てた。

　丸山議員は北方領土のビザなし訪問団に参加した際、酒に酔った上、訪問団団長へ北方領土解決は「戦争しかないのでは」などと話し猛批判を浴びている。にも関わらず丸山議員は１５日に更新したツイッターで、議員辞職勧告決議案が出されても「可決されてようがされまいが任期を全うする」などと抵抗。「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと。提出され審議されるなら、こちらも相応の反論や弁明を行います」などとしていた。

　これに志らくは「（ツイッターを）これだけみると立派な感じがするけど身から出た錆ですから。自分があんなこと言ったからこんなことになった」とバッサリ。更に“報復”めいた言葉もつぶやいていることに「こういう攻撃的な人は、いったん自分が攻撃されると、あたかも被害者みたいな感じになって…」と立場をすり替えようとすると指摘した。

　また「憲政史上例を見ない」などとつぶやいたことにも「自分が憲法理解してない」とコメント。憲法は「政治家にとって命」とした上で「そこに武力行使しないと書いてるのに、それに反したこと言ってるんだから」と「戦争」と口にした丸山議員を非難した。

　最後に「これだけ多くの人が辞めろと言ってるんだから、ここはいったん潔く辞めて議員辞職して勉強し直して。政治家に戻りたければ頑張ってやればいいだけ」とも訴え「政治家でいる間はお金が払われる訳で、誰が払うんだって」と丸山議員に税金が使われることに嫌悪感を示した。