欅坂46初武道館で躍動 1年3カ月遅れ…念願の大舞台で渾身パフォーマンス

 アイドルグループ・欅坂46が11日、初の日本武道館公演「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」の千秋楽を迎えた。当初は昨年1月31日、2月1日に武道館初ライブが予定されていたが、エース・平手友梨奈(17)が右腕をケガしたことにより、急きょ、妹分のけやき坂46(現・日向坂46)の公演へと変更。1年3カ月遅れでたどり着いた“ライブの殿堂”に、新曲「黒い羊」など17曲を響かせた。

 チームカラーである緑のペンライトが揺れる中、幕開けを告げる爆音が響いた。副キャプテン・守屋茜(21)は「武道館、ラスト、行くぞーっ!!」と絶叫。オープニングから持ち味である激しいダンスを繰り出し、客席の視線をくぎ付けにした。

 従来のアイドル像とは一線を画す、『カワイイ』よりも『カッコイイ』欅スタイルを、初武道館でも存分に見せつけた。メンバー26人の立ち位置がめまぐるしく入れ替えるフォーメーションに、光と闇が際立つライティング。デビュー3周年記念公演だったが、メモリアルライブの定番であるシングル曲メドレーは披露せず。デビュー曲「サイレントマジョリティー」も歌わず、カップリング曲を多く盛り込んだ。

 キャプテン・菅井友香(23)は、「初めて日本武道館に立たせてもらってます。みなさんのおかげです」とファン1万人に感謝。ステージ上空に設けられた、デビュー3周年を示す3つの巨大砂時計に、「時の流れは平等。この時間を大切にして、特別で忘れられない時を刻めたら」と思いを込めた。平手はトークに参加する場面はなかったが、センターポジションでの渾身パフォーマンスに、初武道館の歓喜をにじませた。

 先輩グループの乃木坂46は、デビュー1年10カ月で初武道館をかなえた後、東京ドーム公演や2年連続の日本レコード大賞へ登りつめた。続けとばかりに、欅坂も希望にあふれる坂道を駆け上がる。

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