香取慎吾 主演映画ロケで「血だらけに」…“暴力”がテーマ
元SMAPで俳優の香取慎吾(42)が23日、都内で行われた主演映画「凪待ち」(6月公開)の完成報告会見に白石和彌監督(44)らと出席した。
映画は、人生のどん底まで落ちた男の切ない暴力と狂気を描いたヒューマンサスペンス。絵に描いたようなろくでなし男・木野本郁男を演じた香取は「演じていてつらかった。人の優しさがこんなに痛いものだと知りました」と映画で得た経験をしみじみと語った。
“暴力”がテーマとあって乱闘シーンも登場するが、事前の準備は一切せず。代償として「血だらけになった」というが、役者魂で「でも大丈夫。アクションだから仕方ない」と楽観的なスタンスで撮影を乗り切ったことを明かした。
白石監督とは初タッグ。白石監督から「ファーストシーンからぞくぞくしっぱなしだった」と称賛されると、照れ笑いの香取は「今このタイミングでご一緒に出来てうれしい」と“共闘”を喜んだ。