STUキャプテン岡田 感無量「絆生まれ成長できた」2度の延期 船上劇場オープン

 瀬戸内7県を拠点として活動するSTU48の船上劇場が16日、広島市の広島港内でオープンを迎えた。劇場船「STU48号」の就役式に続き、オリジナル公演「GO! GO! little SEABIRDS!!」の初日公演が行われ、満員のファン300人が観覧。17年夏のオープン予定が2度の延期を経て、日本初の船上専用劇場がついに出航の時を迎えた。

 2年半越しの夢が、ようやく実現した。2016年10月にSTU48の発足と船上劇場の創設を発表。17年夏のオープンを予定していたが、船上劇場建造計画の大幅遅延のため18年夏に延期となった。だが、18年の6~7月には、STUの拠点を中心とした地域で西日本豪雨災害が発生したこともあり、再度の延期となっていた。

 STU48では、18年1月発売のデビュー曲「暗闇」と、今年2月発売の2枚目のシングル「風を待つ」も、ともに発売が延期された。ひたすらに待つことを余儀なくされたメンバーだったが、AKB48を兼任するキャプテンの岡田奈々(21)は「待ってる時間は、全然苦ではなくて…。困難はありましたが、待っている間にたくさんの絆が生まれて、成長することができた」と感無量の表情。「STU48の新しい歴史の幕開けだと思う」と誇らしげに語った。

 待望の劇場は観客収容数約300人で、国内の姉妹グループ専用劇場では最大。基本的には停泊した状態で公演を行うが、瀧野由美子(21)は「みんなで立っているシーンは、自然と波に合わせて揺れ動いちゃう。船上劇場ならでは」とし、岡田は「結構揺れを大きく感じまして、メンバーも昨日、何人か船酔いで体調不良になった」と告白。そのため、客席に急きょ「エチケット袋」を設置し、船酔い対策にも万全の準備を整えた。

 新公演は、オリジナル曲やAKB48の楽曲に加え、THE BOOMの「島唄」や、松任谷由実(65)の「瞳を閉じて」など、「海」をテーマにしたカバー曲も披露する、異例のセットリスト。岡田は「発足当時から『STUの強みは?』と何度も聞かれていて、当時は迷っていたんですが、今は自信を持って『私たちの強みは、船です』と言えます!」と晴れやかに笑った。

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