松坂桃李「応援と支え」感謝 瀧被告出演の映画「居眠り磐音」未完成のままイベント

 コカインを摂取したとして、麻薬取締法違反の罪で起訴されたテクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)被告(51)が出演し、俳優の奥田瑛二(69)が代役で一部撮り直しての上映が決まった映画「居眠り磐音(いわね)」(5月17日公開)のプレミアイベントが4日、都内で行われ、主演の松坂桃李(30)、共演の木村文乃(31)、芳根京子(22)らが舞台あいさつを行った。

 当初は完成披露試写会となる予定だったが、この日までに作品が完成せず、10分間の特別映像を上映。松坂はファン650人に「本編をお届けできない中でも集まっていただいたみなさんの応援と支えにより無事、上映ができます」と万感の表情で感謝した。

 本木克英監督(55)は、瀧被告の逮捕後に多くの俳優が「自分でよければ」と代役を名乗り出てくれたことを明かした上で「必ずやアップグレードできるよう撮影と仕上げを頑張る」と約束した。

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