ゴリ監督作 沖縄で「翔んで埼玉」ばりの大人気 興収の60%占める
ガレッジセール・ゴリ(46)が、本名の照屋年之として監督を務めた映画「洗骨」が、作品の舞台で監督の故郷・沖縄で大ヒット中であることが9日、分かった。俳優・奥田瑛二(68)主演で、地元の沖縄の一部離島に残る風葬した死者の骨を洗う風習を取り上げた今作は、1月18日の現地先行公開から6週連続で1位を獲得。関係者によると、作品の興行収入の60パーセントを沖縄が占めており、話題の「翔んで埼玉」もビックリの地元人気となっている。
自身2作目の長編を手がけた照屋監督はこの日、大阪市内で行われた舞台あいさつに登壇し、「(06年から)地味に13年、監督をして、こういう映画を撮るようになりました」とあいさつ。その後、短編作「刑事ボギー」での監督デビュー時にパニックに陥りながらも、編集を経て完成した際に生まれた作品への愛情などを約20分間、熱く語った。
しかし、撮影タイムでひと息つくと、「さんまさんからめっちゃ怒られる。お前、笑いが全然ないやないかって」と芸人の顔に戻って笑わせた。
