本郷奏多 舞台挨拶で「絶対ネットニュースになるじゃん!お母さんが心配する」

 俳優の佐野勇斗と本郷奏多が25日、W主演映画「凜-りん-」(公開中)の舞台あいさつを共演の須賀健太、池田克彦監督と東京・ユナイテッド・シネマアクアシティお台場で行った。

 芥川賞作家でもあるピース・又吉直樹が11年前、舞台用に書き下ろした初の長編を映画化したミステリー。

 謎の転校生・天童義男役を演じる本郷は「天童よしみさんと一文字違いなんですよね。ずっと、なぜ天童なのにお名前を義男にしたんだろうと疑問に思っています」といまさらながら困惑。本郷が舞台出演のため欠席した22日の初日舞台あいさつには又吉も参加していたとあって、「由来を聞きたかったな」と残念がった。

 佐野が本郷からサバイバルゲームに誘われたことを明かすと、「サバゲー好きですよ。目上の人とかに発砲できる。むしろ年齢が上の方が動きが悪いので、一方的に撃ち殺せる」と、笑顔でブラックなトークを展開。

 また、「すごく嫌だったことがあって」と前置きして、「1つのリンゴをね、皆で回すシーンがあるんですけど。僕、最後なんだよね。撮影って同じことを何回もやるのであのシーンも数時間撮っているわけですよ。5時間前からある誰かがかじった黄色くなったリンゴを食べるという…。それはお仕事だからしょうがないんですけど、嫌だったことは助監督の方がちょっと変わっている方というか、トリッキーというか、リンゴをティッシュで気を遣って持ってきてくださったんですが、僕に渡す時は手渡しなんですよ」と、潔癖症なエピソードを披露した。

 さらに、自分が入っていない「チーム須賀」というグループLINEがあることを聞くと「何ですか!?それ!」、「あと何分で終わるのかな?早く帰りたい」と笑顔ですねてみせ、「絶対ネットニュースになるじゃん!もうこれお母さんが心配するんだよマジで。もうアラサーなのよ私。高校生役やってますけど。28歳でお母さんから『友だちに嫌われてない?』って心配されるんですよ!」と訴えるなど、本郷奏多ワールドを惜しみなく繰り広げていた。

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